生前に準備してよかった!母が決めていた「自分のお葬式」
「お母さん、もう決めてあるからね」──まさかの“終活ノート”
母がまだ元気だった頃、ある日ぽつりと言ったんです。
「私のお葬式のこと、もうある程度決めてあるからね。」
そのときは軽く聞き流してしまいましたが、
母が亡くなったあと、引き出しから出てきたのは1冊のノート。
それは母の**手書きの“終活ノート”**でした。
中には、
- 家族葬でいい
- 町屋斎場を希望
- 洋花の祭壇が好き
- お経は簡単でいい
- 好きな写真はこれ など…
とても細やかに、**「自分の葬儀のイメージ」**が書かれていました。
事前に決めてくれていたからこそ、葬儀の不安が減った
母の終活ノートを見ながら、葬儀社との打ち合わせを進めたとき、
プランナーの方がこう言いました。
「ここまで書いてある方は本当に少ないですよ。ご家族も安心ですね」
実際、私たちが決めたのは、
- 町屋斎場での1日葬(家族葬)
- 白い洋花を中心としたシンプルな祭壇
- 母が選んでいた遺影写真
どれも母の希望そのまま。
私たちはそれを**「実現するだけ」**でよく、悩んだり迷ったりする時間がぐっと減りました。
「お母さん、最後まで“自分らしく”てすごいね」
家族みんながそう口にするほど、母らしいお葬式になりました。
「遺された家族のために残す準備」も、母の最後の優しさだった
葬儀が終わったあと、私は静かに母のノートを読み返しました。
「好きな花」「使ってほしい写真」「連絡してほしい人の名前」
それはまるで、
未来の私たちに宛てた手紙のようでした。
悲しみの中にいた私たちにとって、
そのノートは、**母が残してくれた“心のガイド”**になったのです。
そして、ふと思いました。
「終活って、死の準備じゃなく、“生きた証を自分でまとめること”なのかもしれない」
まとめ|自分の「お葬式」を決めていた母が教えてくれたこと
| 気づきポイント | 内容 |
|---|---|
| 終活は家族の負担を減らす「優しさ」 | 判断を任される不安がぐっと減る |
| 小さなメモでも、遺された家族には大きな支え | 写真・式の形式・場所など、1つ決まっているだけで違う |
| 自分の想いを残すことは「最期の自己表現」 | 母らしい式が、心に残る“別れの形”になった |
葬儀は「どう送るか」よりも、
「その人らしく送れるか」が大切なのかもしれません。
もし今、終活や事前の準備に迷っている方がいれば、
「残された家族を想って、できる準備がある」と母のノートが教えてくれました。
あなたも、あなたらしい準備を、少しずつ始めてみませんか。






















































