町屋斎場での火葬・家族葬ってどんな流れ?初めての方にもわかりやすく
「火葬式や家族葬って、どんな流れ?何を準備するの?」
大切な人を亡くしたとき、気持ちが追いつかないまま、
「式場や火葬場の手配をしてください」と言われて戸惑う方がほとんどです。
特に最近は「火葬式(直葬)」や「家族葬」といった小規模な葬儀を選ぶ方が増えていますが、
「実際にどんなふうに進むの?」「費用は?」「どこに連絡すればいい?」など、不安や疑問は尽きません。
この記事では、町屋斎場で火葬式・家族葬を行う場合の流れや準備内容を、初めての方にも分かりやすく解説します。
町屋斎場ってどんなところ?
東京都荒川区にある町屋斎場は、
火葬場と葬儀式場が同じ敷地内にある総合斎場です。
- 通夜・告別式・火葬がすべて1か所で完結
- 公営斎場のため、比較的費用が抑えられる
- 京成線・千代田線「町屋駅」から徒歩約5分の好立地
ご高齢のご親族が多い場合でも、移動の負担が少なく、安心してご利用いただけます。
■ 火葬式と家族葬の違いって?
通夜・告別式 | 行わない | 行う(小規模) |
費用目安 | 約15〜25万円 | 約40〜80万円 |
所要時間 | 半日程度 | 1.5〜2日 |
参列者 | 家族・ごく親しい人のみ | 主に親族中心(10〜30名) |
特徴 | 費用を抑えたシンプルなお別れ | 心を込めてゆっくり見送れる葬儀 |
■ 町屋斎場での葬儀の流れ(両形式共通)
- ご逝去 → 葬儀社に連絡
→ 24時間365日受付。搬送・安置の手配を行います。 - 打ち合わせ・日程調整
→ ご遺族のご希望を伺いながら、形式(火葬式/家族葬)や費用、町屋斎場の空き状況を確認・予約。 - ご安置・準備期間
→ ご遺体のご安置/ご納棺の準備など。 - 【火葬式】の場合
→ 火葬当日に斎場へ集合/お別れの儀(数分〜10分程度)→ 火葬 → 収骨 → 解散 - 【家族葬】の場合
→ 通夜(1日目) → 葬儀・告別式(2日目) → 火葬 → 収骨 → 精進落とし(会食)
■ 火葬・式場の費用(町屋斎場を利用する場合)
- 火葬料(大人):59,000円(非課税)
- 式場使用料(1日):243,100円(税込)
- 搬送、棺、花、スタッフ、人件費などを含めた総額は
火葬式:約15〜25万円/家族葬:約40〜80万円が目安です。
※オプションの有無、ご家族の希望内容によって金額は前後します。
「初めて」で不安なあなたへ──今すぐできること
葬儀のことをすべて一人で考える必要はありません。
何もわからなくて当然です。
「こんな時、どうすればいいのか」を、信頼できる葬儀社に相談するだけで、驚くほど気持ちが軽くなります。
葬儀社では以下のようなご相談を無料で受け付けています:
- 町屋斎場を使う場合のスケジュールや手配
- 費用の内訳や削減ポイント
- 家族の想いを形にする提案
- 宗教・宗派に合わせた進め方 など
いざという時、慌てないために
もしもの時は、心も時間も余裕がありません。
その中で、「どこに連絡すればいいか」「何を用意すればいいか」が分かっているだけで、
ご家族は大きく救われます。
そこで私たちは、「事前相談」をおすすめしています。
- ご希望に沿った葬儀プランのご提案
- ご予算の確認
- ご安置場所や日程の調整など
事前にご相談いただくだけで、「不安」が「安心」に変わっていきます。
大切な人を安心して見送るために、まずは小さな一歩から始めませんか?
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知らないと損する!葬儀手配で実際に起きた辛い体験談と改善策
葬儀は突然のことが多く、冷静に判断するのが難しい状況にあります。しかし、そんな中で不透明な契約や不必要なオプションを押し付けられることで、後々後悔するケースも少なくありません。今回は、実際にあったお客様の体験談を通じて、注意すべきポイントと改善策をご紹介します。
お客様の体験談:斎場を選んだはずが…
東京都内に住むAさんは、突然のご家族の訃報に接し、急いで葬儀の準備を進める必要がありました。故人が◯◯斎場を希望していたため、直接斎場に連絡をしたところ、そこで斎場を運営する会社が紹介する葬儀社を勧められました。
斎場の予約がすぐに埋まるとの説明を受けたAさんは焦り、紹介された葬儀社にそのまま手配を依頼することに。ところが、実際の打ち合わせでは、「このオプションを付けないと良い葬儀になりません」「他の方もこうしています」と次々に高額な追加オプションを勧められ、最終的な費用は当初の見積もりより大幅に増加してしまいました。
葬儀を無事終えた後、冷静になって他の葬儀社と料金を比較してみたAさんは驚きました。他社で同じ内容の葬儀を行えば、数十万円も安く済んでいたことがわかったのです。「急いでいたから言いなりになってしまった」「他社とも比較しておけばよかった」と後悔の念が募りました。
なぜこのようなトラブルが起きるのか?
- 斎場と葬儀社が一体化している
特定の斎場を利用するには、運営会社が指定する葬儀社を使わざるを得ないと誤解されるケースが多い。 - 時間的余裕がない
急いで手配するため、冷静に他社と比較する時間が取れず、その場で提案されたプランに納得してしまう。 - 料金が不透明
「基本プラン」の説明だけでなく、後から追加されるオプションの価格が高額になるケースが多い。
こんなトラブルを防ぐための改善策
- 複数の葬儀社を比較する 葬儀の依頼先は、一社に限定する必要はありません。斎場を利用する場合でも、外部の葬儀社を利用できることを確認しましょう。見積もりを複数取得し、内容や費用をしっかり比較することが大切です。
- 事前相談を活用する 時間に余裕がある場合は、事前相談を行いましょう。どのようなプランがあるのか、費用感を把握するだけでも安心感が増します。事前に葬儀の希望を明確にしておくと、急な手配の際も冷静に対応できます。
- 見積もりの詳細を確認する 基本料金とオプション料金を明確に分けて記載してもらい、納得できない場合は遠慮せずに質問する姿勢が重要です。また、「本当に必要か」を自分たちで冷静に判断することもポイントです。
- 斎場の利用条件を事前に確認する 特定の葬儀社以外も斎場を利用できる場合があるため、斎場の運営会社や管理者に直接確認しましょう。また、直接的な圧力を感じた場合は、第三者機関に相談することも検討しましょう。
- 葬儀後に口コミを共有する 自身の体験をインターネット上のレビューや口コミサイトに投稿することで、同じような状況にある人がトラブルを回避するための参考になります。
最後に
葬儀は決して安い買い物ではありません。そして、一度きりの儀式だからこそ、納得のいく形で送りたいものです。焦らず、落ち着いて選択肢を検討し、後悔のない決断をすることが大切です。
もしもの時のために、今から信頼できる葬儀社や斎場を調べておくのも良いでしょう。心に余裕があると、いざという時の判断も変わります。
疎遠だった母の葬儀で起きた予想外のトラブル――高額請求から地元葬儀社への転換で見つけた安心感
母の訃報は突然だった。長年疎遠だった母親が亡くなったと聞き、何とも言えない感情がこみ上げたものの、現実的な問題が私を待ち受けていた。葬儀をどうするかだ。
正直なところ、私は葬儀の知識がほとんどなかった。テレビCMでよく見かける「小さなお葬式」というサービスを思い出し、急いで電話をかけた。担当者は「R葬儀社」という業者を紹介してくれ、私は司法解剖の場所から町屋斎場への搬送と葬儀予約をお願いした。
不安の始まり
ところが、話を進めるうちに不安が募り始めた。無宗教の葬儀を希望していた私に対し、担当者は「できますよ」と言うだけで、どんなスタイルがあるのか、どのように進めるべきかといった具体的なアドバイスが一切なかった。私が不安を感じている様子にも特に耳を傾けてくれるわけではなく、相談というよりも事務的に流されている感覚だった。
その業者について調べようとホームページを確認しても、会社の情報が曖昧で具体性がない。私の不安はさらに膨らんだ。
地元の葬儀社に相談
そんな中、町屋斎場で葬儀を行うこと自体は決まっていたので、「地元の葬儀社に相談してみよう」と思い立ち、親戚から聞いていた「みはし」という葬儀社に電話をかけた。すると、驚くほど親身になって話を聞いてくれた。
「無宗教でも、ご家族の気持ちを尊重した形で進められますよ」 「安心してください、最適なプランを一緒に考えます」
そういった温かい言葉に、不安は一気に消え去った。「ここなら信頼できる」と確信し、R葬儀社には断りを入れることを決めた。
高額請求の衝撃
ところが、その後、R葬儀社から28万円もの請求書が届いた。内容は「搬送費用」とのこと。しかし、行政に確認したところ、司法解剖後の遺体搬送費は町屋斎場まで無料で手配されていたことが判明。私はこれを「不当請求」だと感じ、すぐにR葬儀社に問い合わせた。
「28万円は何の費用ですか?」と尋ねても、曖昧な回答ばかりで明確な説明は得られなかった。
対応の結果
私は消費生活センターに相談し、この請求の正当性を確認してもらった。その結果、「不当な請求である可能性が高い」という判断が下され、最終的に支払いは不要であることが分かった。請求を拒否する旨を正式に伝えると、それ以上の連絡は来なくなった。
みはしさんの温かいサポート
最終的に、「みはし」さんにお願いした葬儀は本当に素晴らしかった。無宗教の希望に沿いながらも、母への感謝を込めたシンプルで心温まるセレモニーを行うことができた。町屋斎場での進行もスムーズで、何より「母をしっかり見送ることができた」と心から感じられた。
教訓
この経験を通じて学んだのは、葬儀社選びは慎重に行うべきだということ。そして、困ったときは地元の信頼できる業者に相談することが大切だということだ。親身に対応してくれるところを選べば、不安な気持ちも安心に変わる。
「みはし」さんに巡り会えたことに感謝し、これから同じような状況に直面する方々には、ぜひ地元で評判の良い葬儀社に相談することをおすすめしたい。